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治療②病院と自宅で実施できる腰痛検査とは

2024年01月19日

腰痛の原因を特定するには、レントゲン検査やMRI検査などの専門的な検査を受ける必要があります。とはいえ、病院の検査は専門性が高く、いまいち違いがわからない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、病院で実施できる検査の特徴や診断できる疾患名について、ポイントをおさえてわかりやすく解説していきます。自宅でおこなえる簡易的な検査もご紹介しているので、ぜひ読み進めてみてください。

病院で受けられる腰痛検査

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病院で受けられる腰痛の検査について、以下4つに分けてご紹介していきます。

 

  • レントゲン検査
  • MRI検査
  • CT検査
  • エコー検査

レントゲン検査

レントゲン検査は、X線を利用して骨や関節の炎症を見つけるためにおこなわれる検査です。主に、以下の腰痛疾患を発見できます。

 

  • 腰椎圧迫骨折
  • 分離症
  • 腰椎すべり症
  • 強直性脊椎炎
  • 側弯症

 

ほかには、腰椎の変形や腰椎の骨折を診断する際にも活用されています。ただし、レントゲン検査では神経や筋肉などの軟部組織の異常を発見できないため、腰椎椎間板ヘルニアなどの診断には向いていません。

MRI検査

MRI検査とは、磁力を利用して身体状態を検査する検査です。レントゲン検査やCT検査では確認できない、神経や椎間板などの軟部組織異常を発見できます。具体的な疾患の例は以下のとおりです。

 

  • 椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 変形性腰椎症

 

腰痛が主症状ではありませんが、脊髄神経が圧迫される脊柱管狭窄症の診断にも有効な検査方法です。検査する際は約20分間検査台に横になり、極力動いてはいけないデメリットがありますが、レントゲン検査やCT検査のようにX線の放射がないメリットもあります。

CT検査

CT検査は、身体にX線をあらゆる方向から放射して骨の異常を発見できる検査です。レントゲン検査は2Dで骨の異常を確認できますが、CT検査は3Dで骨異常を観察できます。CT検査によって確認できる疾患の例は以下のとおりです。

 

  • 腰椎圧迫骨折
  • 解離性大動脈瘤
  • 胆石症
  • 腰椎の微細な骨折

 

レントゲン検査よりも多くのX線を放射して検査するため、骨の状態を詳しく把握できるメリットがあります。検査による発がんリスクを心配する声もありますが、CT検査の放射線量は健康被害を誘発する量を下回っているのでご安心ください。

エコー検査

エコー検査は、身体に超音波を照射してリアルタイムで内臓の動きや状態を確認できる検査です。手軽に実施でき、装置をさまざまな方向から自由に当てられるので、内臓由来の腰痛検査に適しています。エコー検査によって確認できる疾患の例は以下のとおりです。

 

  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 胆石症
  • 尿管結石
  • 子宮がん
  • 腹部大動脈瘤

 

ただし、手軽に検査できる反面、病変部位の詳細を把握するためには不十分な検査です。異常部位の状態を明確にするためには、ほかの検査をおこなうケースが多い傾向にあります。

自宅で実施できる腰痛検査

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自宅で実施できる腰痛検査について、以下3つに分けてご紹介していきます。

 

  • SLRテスト
  • ケンプテスト
  • 片脚立ち腰椎伸展テスト

 

ただし、あくまで簡易的な検査なので腰痛が続く場合は病院で検査を受けてください。

SLRテスト

SLR(下肢伸展挙上)テストは、腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経障害などの診断に活用される検査です。検査は以下の手順でおこないます。

 

  1. 仰向けに寝る
  2. 両足を伸ばす
  3. 膝を伸ばして片足を上げる

 

片足を上げて強い腰痛が出現した場合、腰椎椎間板ヘルニアを発症している可能性があります。症状が強いケースでは、足を約10cm上げただけで痛みが出現するので、早めに医療機関で診察・詳しい検査を受けましょう。

ケンプテスト

ケンプテストは、腰椎椎間関節の損傷や腰椎椎間板ヘルニアの診断に利用されている検査です。詳しい検査手順は以下のとおりです。

 

  1. 立位あるいは座位
  2. 上半身を後ろに反る
  3. 上半身を捻りながら右あるいは左に倒す

 

たとえば、右側に捻って右側の下肢に神経症状が出現した場合、腰椎椎間板ヘルニアによって同側の神経が損傷している可能性があります。また、上半身を後ろに沿った時点で腰痛が出現した場合は、椎間板が損傷しているかもしれません。いずれも、テストによって疼痛が出た際は悪化する前に病院受診をしましょう。

片脚立ち腰椎伸展テスト

片脚立ち腰椎伸展テストは、腰椎の関節突起間の異常を調べる検査です。以下の手順で検査をおこないます。

 

  1. 立位をとる
  2. 片脚立ちをする
  3. バランスをとりながら腰を反る

 

腰を反った時点で腰痛が出現した場合、腰椎分離症やすべり症を発症している可能性があります。診断を確定するにはレントゲン検査をおこなう必要があるので、当院あるいは整形外科がある病院で相談しましょう。

腰痛の検査まとめ

summary

腰痛の検査は、痛みの原因となる疾患によって手段が異なります。さらに、腰部の骨や周囲の神経だけでなく、内臓が原因で腰痛が出現するケースも少なくありません。

 

適切な検査をおこないスムーズに原因を特定するためには、患者様からの詳しい情報提供が必要不可欠となります。病院受診する際には、痛みの部位や症状の発症時期・経過について整理しておきましょう。

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